近藤貴馬(西喜商店 四代目)のブログ

京都の老舗青果店、西喜商店の四代目。㈱セガにて6年間営業職を務めた後、㈱地元カンパニーに入社。「地元のギフト」事業の全国展開を担当。営業のみにとどまらず地域に関わる様々な業務をこなし、2015年に京都にUターン。現在はリノベした京町家に住みながら、西喜商店の事業拡大に取り組む。

無理をしない2019年に。

実は今年まだ一度もfacebookにも投稿していなくて、

新年最初に何を書こうかと考えていたら、

暇は暇なりにやることが多くタイミングを逃してしまって、

なんとなくブログを書くことから始めてみようと思いました。

年末は八百屋にとって一番忙しく、流石に3年も八百屋をやると

お客さんもついてきてそれなりにかなり忙しい年末となりました。

仕事以外は何もする余裕がなく、年賀状なども完全に後回しになり、

失礼極まりないところではあるのですが、一人であれもこれもやるのは

限度があるという感じになってきました。

その分、正月は完全にオフモードでほぼSNSも見ずに、

氏神様の春日神社で毎年恒例の餅つきをしたくらいです。

それから年明け初仕事は休みの分たまった納品でパニックから始まり、

そこからは閑散期に入るものの残務処理をしていたらそれはそれで忙しく、

ようやく今、ゆとり、みたいな感じです。

3年前、移住ブームに泥舟に乗って特攻してきた僕は

もはやすっかりかんぜんに八百屋です。今更何を言う。

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(そういえば、結婚記念日で奥さんと納品先のガストロノミー

    Kyo gastronomy KOZOさんに行ってきました。いついって不思議でおいしい料理の数々。

   おすすめです。)

 

2019年の抱負を書きます。

あまり無理をしない。

これにつきます。

おかげさまで仕事も順調に軌道に乗ってきたものの、

家族、親に頼る仕事スタイルは変えようにもなかなか変えられない。

ただ、親も流石に年を取ってきた。あんまり無理はしたくもさせたくもないなぁ

と感じてしまう日々です。

そして、これ、絶対後継あるあるやんね!

だからそう、今年も後継サードウェーブの波に乗って、いろいろやりたいな。

これは思っております!後継サードウェーブは今勝手に考えました!

集まれ後継サードウェーブな人々!

 

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(年越しそばはこれも納品先の拳ラーメンで。京都に拳ラーメンがあるのって奇跡やんね)

 

八百屋という仕事は自分ではあまりなにもできない、

周りの人々に頼っていただけるから、成立する商売です。

そしてまたこの時代に会社を辞めていろいろ挑戦していることについて応援したいと

言っていただける方も多くいて、そういう方々に支えられまくって

今日もぼくは八百屋はできているという気持ちを忘れないように、

無理をせずに穏やかに2019年は過ごしていきたいということで

今年最初の投稿にしたいなと思います。

 

こんなこと書きつつ、多分またいろいろやるんですけどね。

今年もよろしくお願い申し上げます。

一億総常連社会への希望

いや、タイトルは適当なんですけど。

うちには三十年来の常連のおばあちゃんが2人いるんですけど、

それはまあオトンのお客さんなんですけど、

まあそんだけ付き合いが長いといろいろオマケして売りますし、

それもエエもんを安く、ですよ。

見ててエエ買いもんしはるなぁと思うわけです。

ええくだもんほしいねん。

ほな鳥取のええスイカどや、ちょっと余ってるし安しとくわ、

ついでになすびどや、まけとくし。

こんな寸法です。

 

僕も、八百屋になってもうすぐ3年で、

たくさん野菜を買ってくれる仲の良い友達も増えてきて、

そういう友達には相場よりずいぶん安く売ったりするわけですけど、

喜んでくれるじゃないですか。うちもまとめて買ってもらえたらありがたいし。

 

店に来てじーっと値札だけ見てチョロチョロ買うより、

欲しいものを気前よく買っていくほうが後々絶対得なんですよね。

それも、今流行りの信用貯金なんじゃないですかね。

馴染みの店で買うのが当たり前だった昔からある考え方だなと改めて。

 

僕も例えばお肉はとなりのお肉屋さんで買うわけですけど、

隣のお肉屋さんもうちで野菜を買ってくれるので、

お互い持ちつ持たれつ。

豚バラ買ったらちょっとオマケしもらったりっていう日常です。

京都は個人商店がまだ残っている街だから常連になりやすいよね。

別に何千円何万年払えって話ではないですよ。

値札見て一時の十円二十円で買うのをためらうより、

お店の人の顔を見てモノを買ったほうが生きてて楽しいよねっていう、

豊かさとは、みたいな曖昧な言葉の解の一つは常連社会なんじゃないかという、

そんなお話です。


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「地元のカタログギフト」の制作を手伝ってくれる仲間を募集します。

仲間を募集します!

(有給の学生インターン的な関わりが一番やりやすいと思います)

西喜商店という創業90年ちょっとの八百屋をやっています、近藤です。

ただの八百屋にならないように日々いろいろなことを考えています。

僕の大きな特徴として、「地元カンパニー」という会社で働いていたことが

挙げられるのですが、

www.jimo.co.jp

 

地元に人が戻ることを是としていて、

ありとあるゆる場所で地元地元と連呼する会社でした。

その基盤となるカタログギフトの事業がかなり拡大してきて

(僕が会社に居たときは両手で数えられるくらいの地域数しか無かったのですが)

その勢いに加担したいなと思っています。

 

gift.jimo.co.jp

 

このカタログギフト事業がなかなかいい感じでして、

「地元のカタログギフト」という事業名なのですが、

一言で言うと、

産地直送で生産者から受け取る方に直接商品が届くカタログギフトです。

デザインはこのようになっています。

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一般的なカタログギフトのように、冊子型ではなく

カード形式です。

作っている人とその事業を継ぐ人の二人が映っていて、

この人達が作った商品を直接お届けしてもらう仕組みです。

裏面には商品詳細と、商品にまつわる思い出話が書かれています。

 

カタログギフトは基本的に「信州のギフト」とか「名古屋市のギフト」のように、

地域ごとに商品をまとめているので、

自分たちの地元や好きな地域のカタログギフトを贈りたい人に贈ることで

自分たちの地元や好きな地域のことを伝えられる仕組みになっています。

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用途は、結婚式に引き出物が多かったのですが、

最近は企業さんのノベルティ商品として扱われることも増えてきました。

既成品ばかりのカタログギフトに対するアンチテーゼ的な側面もあります。

 

僕も「京都府のギフト」を自分自身で作りました。(取材に行きました)

(取材は地元カンパニーにいるときもあちこちに行きました)

giftfromkyoto.amebaownd.com

 

そこで本題ですが、

関西方面でこのカタログギフトの商品を増やすために、

仲間を募集します。

常勤で人を雇用する余裕は正直ないので、

地域で働くことに興味がある学生さんを対象に、

インターンシップ的に活動してもらうことを考えています。

制作してもらった分の報酬や交通費は支払います。

 

やってもらうことは上で紹介した商品カードの制作業務です。

具体的には、

・つくり手さんへの取材

 遠方の方とのやりとりはビデオチャットがメインになると思います。

 場合によっては現地に行くこともあるかもしれませんがその辺は相談で。

・取材した会話の文字起こし〜記事制作

 ライター見習いみたいな。これまで培ったフォーマットがあるので、

 制作自体は簡単です。

・ブログやSNSを使った情報発信

 活動履歴をブログやSNSに残してもらおうかと考えています。

  

 

得られる経験は、

・ライティングの経験

 (僕はプロのライターでないので、ライティングの技術は教えられないのですが、

  プロのライターさんと仕事をしたことがあるので、

  書物の仕事はこういう流れで進むんですよ、ということは教えられます。)

・バイヤーとしての経験

 (基本的な商談は僕が主体的に行いますが、

  希望があればやってもらっても大丈夫です。

  バイイングっていい商品を買うだけではなくて、

  地味な調整ごとの方が多いので、その経験ですね。)

SNS運用ノウハウ

  就職する前に、SNSのビジネス運用を知っておくと、

  就職先で重宝がられるかもしれません。

・近藤のネットワークを使える。

  (地方で頑張っている人の知り合いが多いので、

  そういう方と会いやすい)

このあたりかと思います。

拠点は私の店、西喜商店になるので京都です。

 

取材は面白いです。

農産物、加工品問わず、作っている人がどういうことを考えて、

ものづくりに取り組んでいるか。それは作っている人によって千差万別です。

知れば知るほど、野菜や果物を作ることの尊さと苦労がわかります。

購入すること、食べることを大切にするようになります。

そして、それぞれの作り手の思いを形にして、

世の中の人々に見てもらえることができるので、グッと来る仕事です。

 

地域で働く、地元で働く、ローカルで働く、跡継ぎ、セガセガール

みたいなキーワードが刺さる方が良いと思います。

学生のうちに(学生さんでなくても大丈夫ですが)いろいろな人に会って、

知見を広めたい(特に地域で働くということについて)方が良いと思います。

また、僕はこのカタログギフトの事業以外にも様々な地域の方とやりとりをしていますし、

イベントも自分で企画したり参加したりしているので、

そういうところに同行してなにか吸収してやろうという気概のある方が

良いと思います。

なんだったら自分でカタログギフトで売って自分の事業にしてやろう、

くらいの意気込みでもOKです。

会社じゃないし、僕も一つ一つ丁寧に指示をすることもないので、

自分で考えて行動できるし、

仲間って書いたようにな感覚で来てもらえるとうれしいです。

 

詳しい話を聞きたい方は

toma@nishikisyouten.com

までご一報ください。

よろしくおねがいします!

僕の本業については、

西喜商店のサイトをご覧ください。

nishikisyouten.storeinfo.jp