近藤貴馬(西喜商店 四代目)のブログ

京都の老舗青果店、西喜商店の四代目。㈱セガにて6年間営業職を務めた後、㈱地元カンパニーに入社。「地元のギフト」事業の全国展開を担当。営業のみにとどまらず地域に関わる様々な業務をこなし、2015年に京都にUターン。現在はリノベした京町家に住みながら、西喜商店の事業拡大に取り組む。

いだてん

いだてんの感想をTwitterに書こうと思ったら‪文字数が足りなかった。

当たり前か。

いだてんは歴史に残る名ドラマになりました。

最終回はずーっと見てきた人へのご褒美回。

細かい伏線回収はもちろん、大筋の富久と聖火リレーのシンクロはこれぞクドカン脚本の醍醐味が画面一杯にほとばしる最高の映像。

本当に、スポーツが好きな日本人がなぜいだてんを見なかったのか、

視聴率が低かったという事実が悔しい。

今日本人が考えないといけないことがたくさん詰まっていたのに。

ああ、面白かった。まだまだ見ていたいじゃんねーーー。

 

東京オリンピックの結果とか開会式の様子とかはスポーツ好きならある程度は知っていたけど、

個人的なハイライトは閉会式にあって、

閉会式があんなグチャグチャだったのは知らなくて、

しかしあれこそが治五郎先生とまーちゃんが夢見た国も人種も超越した平和の祭典、ぺ、面白い

だったんだなと、

脚本にもあの閉会式からの逆算がばーっと散りばめられていたんだなと感動しました。

僕、難しい事はわからないんですが、人生で何度かあーこれが平和かって実感したことがあるんですが、

その中の一つが音楽の話になってしまうんですが、

2006年のカウントダウンジャパン大阪のカウントダウンがスカパラだったんですけど、

その時初めてスカパラのライブ見たんですけど、

やっぱフェスっていろんなバンドのファンがいるから、盛り上がったり盛り下がったり鬱陶しい客がいたり

いろいろするもんですが、その時のスカパラは新年という雰囲気も相まって

もうそういう面倒臭いあれやこれやを超越してみんなが楽しく踊ってて

あー音楽は人を救うってこういうことかーって実感したんですけど、

今日のいだてんの閉会式はそれとシンクロしました。

 

あー、話が尽きないんやけど、今日こどもから「日本」について説明しなければならない話になってと聞かれて

なんかそんな会話もシンクロしちゃって、

これはオリラジあっちゃんのYouTubeからのサピエンス全史の影響も多分にあるんですけど、

国って何かとか、幸せって何かとか、面白いって何かとか、

日本のスポーツ史から相当に深いところまで練りこまれた話だったんですよ!

いだてんは!しかも最高に面白いんだよ!

ちがう!そう!

あー、感想を話したい。